フリーミアムを突き詰めたビジネスモデル

   

c5ab8df7f60d5a15cdcd1f729083fa7c_s

日本人の貯金額はなんと40兆円を超えました。日銀がもはや手詰まりと言い出すほど、お金が回っていない。とにかく、みんなお金を使わない。

こんな最中でどうやって財布のヒモを開いてもらえばいいのか。
そんな解決策が果たしてあるのか。

あります。

 

今さら、何をと言われるかもしれませんが、それこそが「フリーミアム」。無料で何かを配る、提供するビジネスモデルです。

「そんなこと、どこでもやっているだろう」

もちろん、その通りです、と言いたいところですが、
ポイントカードや割引券、そんな程度ではありませんか?

ちょっとしたメリットではもはや動かないのが今どきの消費者です。
将来が不安過ぎる今、少しばかり何かプレゼントをもらっても無反応なのは仕方がありません。

そこで必要になるのが、消費者の予想を超えるフリーミアム。

どうせなら、「まさか、これが無料?!」と思われるような商品やサービスを提供してしまうのが効果的なのです。

消費者が持つイメージを思いっきり超えてしまえ!

「フリーウェイ経理」
http://freeway-keiri.com/

株式会社フリーウエイジャパンが提供する「無料の会計ソフト」です。
会計ソフトと言えば、安いものでも数万円はします。
最近はクラウド系のサービスが登場し、月額1000円を切るものまで出てきました。

会計ソフトはそれなりにかかる。
このイメージを飛び越えてしまったのがこのサービスです。

なぜ、うまくいくのか

理由は2つです。
1つめは、無料であっても「高性能」であること
無料だから、お金をかけない。
これではお客さんは振り向いてくれません。
無料であっても、使ってくれなければ投下したコストは丸々無駄になります。

無料にも関わらず、十分すぎるほどの価値がある。
だから、利用してくれるのです。

2つめは、収益の源泉が別にあること
フリーミアムの一般的なスタイルは、

無料の商品やサービスを配る → 顧客とのリレーションを構築
→ 有料の商品やサービスを提供する

といった感じでしょう。

この事例のケースは少し違います。
利用者ではなく、経理ソフトを使って監査をする会計事務所向けに有料のソフトを販売したのです。
つまり、経理ソフトを使う企業ではなく、その企業の会計監査をする会計事務所から収益を得ているのです。

なぜ、こんなことが成り立つのか

毎月の会計監査を行なう場合、会計事務所はクライアントが使う経理ソフトからデータを吸い上げ利用するため、そのソフトは必要不可欠なのです。

クライアント企業がAという経理ソフトを使っていれば、会計事務所もAというソフトを使わざるを得ない。
この点を突いた見事としか言いようのない仕組みなのです。

安価なものではなく、相応にコストがかかったものを配る。
まだまだチャンスがあるはずです。
ぜひ、試してみて下さい!

Pocket

SNSでもご購読できます。