【そのアイデアでOK?】起業の前に”絶対に”チェックして欲しい4つのポイント

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チェックする対象は、もちろん「起業するアイデア」についてだ。

断言する。
起業に必要なものはいろいろとあるが(例えば人脈とか資金など)、最も重要
なことは、「アイデアが優れているか」どうか、この1点だ。

経験上、アイデアが優れていなければ、資金も人脈もついてこない。
この逆はない。資金がどれほどあっても、どれだけ顔が広くても、肝心なアイデアがなければ、何も進まない。

まず、優れたアイデアを出す。すべてここからはじまる。

起業を考えているなら、必ず何がしかの「アイデア」をお持ちのはずだ。それを頭に思い浮かべながら、ざっとチェックしてみてほしい。

なお、「新規事業」の場合も当然当てはまる。

アイデアチェックリスト(4つ)

1.そもそも利用者(顧客)の問いに答えているか

ビジネスは、商品やサービスを提供するためではなく、相手が抱えている不安などの「気持ち」を解消するためにある。

これは「文脈」と言い換えることができる。

例えば、英会話を習いたい。文脈はこの裏側に隠れている。
「英語を身に付けて、海外赴任したい」ではない。
海外赴任や資格試験の合格ではなく、

「英語がペラペラな自分」=今はそうではないが、そうなりたい。
そして、「仕事ができると思われたい」「国際的だと思われたい」

さらに掘り下げると、「頭がいいと思われたい」になる。

これが文脈だ。
この文脈を実現するために、あなたの商品やサービスを利用したり、購入するのだ。

提供する商品やサービスが果たして、この「文脈」に答えているか、ぜひチェックして欲しい。

2.抽象的ではないか

残念ながら、よくハマってしまうパターンだ。
例えば、

・天職が見つかる転職
・あなたの気持ちを映し出す写真

といったことだ。

そんなバカなことはしない!そう思ったかもしれない。
しかし、結構このワナは陥りやすい。

なぜか。それは、自分の考えを出してしまうからだ。
つまり、主観的な意見や考えをそのまま商品やサービスに反映してしまっているのだ。

人間はそのままでいくと自然に「主観的な考え」をしてしまう。

一方で、ビジネスは利用者のためだけにある。つまり、「客観的」だ。
自分が主観的に考えてしまっているか、どうか、この点に気づけばこうした「自分勝手な」内容を避けることができる。

3.差別化できているか

ありとあらゆるものがある現在、差別化は必須の要素になった。
起業であれ、新規事業であれ、必ず同種の他サービスとは違うポイントが不可欠だ。

差別化のポイントは20以上に及ぶがその中でも特に基本的な4つをおさらいの意味で紹介したい。

1)新規性
2)優位性
3)社会貢献性
4)限定性

1)新規性

これは詳しく述べるまでもないと思う。
新しい機能やサービスがそこにあるかどうか、ただこの1点だ。
注意したいのは、こちら側ではなく、顧客側にとって新しいかどうか、だ。

例えば、スポーツマッサージ。

ケッズトレーナー
https://ks-trainer.co.jp/

マッサージといえば、リラクゼーションや整体など多岐に渡るが、
ケガの予防という観点に立ったこのマッサージは明らかに新しい。

2)優位性

商品やサービスの品質、スピード、特定の目的において競合よりも優れている点があるかどうか。

ここ数年で新たに登場した就活シェアハウス。
早くもこの1年で群雄割拠の様子を呈している。

就活シェアハウスってなに?オススメ就活シェアハウス7選【17卒先輩の体験談も】

例えば、IT企業とのパイプが強いなどがここにあれば、最高の優位性になる。

3)社会貢献性

一昔前流行ったソーシャル・ビジネスを思い出した人もいるだろう。
解決する問題が特定の人や企業ではなく、社会全体に及んでいるものを対象にする。

なお、必ずしもSDGsのようなものである必要はない。
「社会問題にあたる要素を持っているか」どうかだ。

例えば、副業支援でもいい。
打ち出す際に、「儲かる」のではなく、「社会全体の底上げ」や「経済発展」と出せばいいのだ。

日本人の給料がまったく増えない悩ましい事情
https://toyokeizai.net/articles/-/320393

4)限定性(希少性)

焼酎が好きな方ならよくご存知だろう。
百年の孤独。年間の生産本数が、7万本しかないと言われている。

そのため、そうそう手に入らない。
しかもその上を行くのが、「爆弾ハナタレ」だ。

黒木本店<焼酎>
https://www.kurokihonten.co.jp/shochu/

百年の孤独と違い、「冬季限定」だ。
百年の孤独は、少し高いお店にいけば飲める可能性はあるが、この爆弾
ハナタレはそうめったに見かけない。

百年の孤独がテレビなどで取り上げられ、一躍有名になった際、商社などが押しかけてきて、増産の依頼をしたそうだが、黒木本店の代表者はこれを断ったそうだ。味を維持できる本数の限界があると。

強いこだわりの裏打ちによって、この限定性は確保されている。

4.利用者が自分でできることではないか

最後は、特に心したい。
今や、気づかないうちに、さまざまなサービスが無料で登場している。

これは単にデフレや価格競争になった結果ではなく、そのままではお金が取れないことを意味している。

つまり、お金をかけてまで手に入れるものではない、ということだ。

例えば、転職支援。
以前であれば、転職情報をネットで探すのが一般的だったが、今や他の産業と同じく「企業が直接、前に出てきている」ケースが増えている。

つまり、転職希望者と直接やりとりする方式だ。
この場合、エージェントはお金を取ることはできない。

このパターンは、数年前から不動産業界でも当たり前になりつつある。
いわゆる「仲介」では稼げなくなりつつあるのだ。

今検討中のアイデアが果たして、利用者が自分でできてしまうことではないかという点をぜひ、注意深くチェックして欲しい。

まとめ

1.そもそも利用者(顧客)の問いに答えているか
→ 
その商品やサービスは、利用者(顧客)の「深層心理」に答えているか

2.抽象的ではないか
  → 提供者側のご都合主義になっていないか

3.差別化できているか
→ 
競合との明確な差別化があるか(新規性・優位性・社会貢献性・限定性)

4.利用者が自分でできることではないか
  → 外部サービスを利用しなくても、利用者ができてしまうことではないか