リスケ期間中に5,000万円を借り入れる財務資料のつくり方

リスケ期間中に5,000万円を借り入れる財務資料のつくり方

新たに、財務資料作成支援というサービスを立ち上げました。

事業計画書や、経営改善計画書、その他にはクラウドファンディングの
募集文
の作成が対象です。

返済用資金を返済先の金融機関から新規借入

財務関連の資料を本格的に作成するようになったのは、今から17年前。
当時、売上40億ほどの住宅メーカーに財務責任者として席をおいていま
したが、建築基準法の改正によって、売上が急落。リスケを余儀なくされ
る事態に陥ったのです。

借入金総額は売上と同水準の40億。
銀行は12行。

1つ1つ交渉を進めていく中、どうしてもリスケできない借り入れに直面
したのです。

銀行引受の私募債でした。3億円、償還回数は6回。1回あたり5,000万。
このリスケはできないと言われるも、原資がない。

そこで、引受先だったみずほ銀行に3ヶ月間通いつめ、資料を作りました。
目的は、「追加融資」。

完成した資料は30ページ以上にも及びましたが、結果は、審査部OK。
リスケ中にもかかわらず、追加融資で償還用の5,000万円を借入できたのです。
みずほ銀行から借りて、みずほ銀行に返済

この経験を通して、財務資料の精度次第では、リスケ中であっても新規の借入
が可能にすることができるということを痛感しました。

これは、近年ではすっかり一般的な資金調達の手法になった「クラウドファン
ディング」であっても同様です。

誰に、何を、どのように伝えるのか。
それ次第で、結果はいかようにでもなるのです。

我流ではありません

上述した通り、3ヶ月間ひたすら、昼夜を問わず、みずほ銀行に通い詰めたほか、
完成した資料を少なくとも5行以上の金融機関に評価・修正を受けたノウハウが
ベースになっています。

現在、新規事業の立ち上げにあたって資金調達を進めている、新商品の開発資金を
クラウドファンディングで集めたいと考えているが、肝心な資料をどのように作れ
ばいいのかを悩んでいるのであれば、ぜひご相談ください。