事業構築スピードを3倍にする「アウトソーシング」という考え方
- 2016.04.29
- 発想法
- ビジネスモデル発想法
新しい事業を構築する場合、何かをとかかるのがコストと人手です。すべて自分でこなせればいいのですが、そうすると2つの困ったことが起きます。
事業の展開が遅れる
これは詳しく説明するまでもありませんね。
人間一人でできることには限度があります。
また、すでにビジネスをやっている場合、既存事業のメンバーを新規事業支援に回してしまうと、本業への影響が出かねません。
また、新たに人を雇うことにも当然リスクがつきまといます。
誤った方向へ進んでしまう
ビジネスは学問と違って「正解」がありません。
100%自分で経験済の内容であれば、この心配は不要ですが、
なかなかそのようなビジネスはありません。
一人でやっていたときと人を雇うとき。
数件しか顧客がいなかったときと、数十件の顧客を抱えたとき。
状況や環境の変化に応じて、見えない部分がたくさんでてきます。
そうしたときに、自分でなんとかしようとすると思わぬ「罠」に
陥ることがあります。
このようなことを避けるために、「アウトソーシング」がおすすめです。
「アウトソーシング? そんなお金はないよ」
そう思われるかもしれません。
たしかにホームページ一つお願いしても、30万とか50万とかすぐにかかります。
フルフルで頼めば何十万、下手をすれば何百万は避けられません。
しかし、「一部分だけ」を頼むのであればもっと少ないコストでカバーできます。
それが「クラウドソーシング」です。
中身は従来のアウトソーシングです。要は、費用を払って外部の人に何か仕事をお願いすることです。
違うのは、クラウド上のアプリケーションで依頼すること。
オススメのクラウドサービスを2つご紹介しましょう。
1)クラウドワークス http://crowdworks.jp/
クラウドソーシングの草分け的な存在です。
システム開発やホームページの作成、翻訳やデザインなどクリエイティブ系が中心です。
発注スタイルは、オークション形式。
依頼者が依頼を掲示すると、それに対して、受注希望者から提案が集まり、依頼者はその中から選ぶだけです。
オークション形式なので、1対1で作業依頼することに比べて、かなり低価格で頼むことが可能です。
2)ココナラ https://coconala.com/
システム開発からWEBデザインなどクリエィティブ系のほか、
占いや似顔絵など、頼みたいけど意外と周りにないサービスがそろっています。
依頼方法は、クラウドワークスと真逆でサービス提供者が、こういうことが可能ですと掲示し、気に入った依頼者が、申し込むスタイルです。
最大の特徴は、ワンコイン。500円からサービスがあることです。もちろん、500円ですべて完了しない内容もあります。
その場合は500円のサービスを受けたあと、追加して頼むことができます。
一度に多くの金額を支払うことへのリスクを減らす仕組みになっています。
ご紹介した2つのサービスとも、数千円から高くても数万円までです。自分の苦手な部分を依頼しておくことで、自分が取り組む作業と平行してビジネスを進めることができます。
ぜひ、こうしたサービスを活用しながら、ビジネスを加速させていってください。
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