最安値=ベストとは限らない。中間値の裏側にある顧客心理
- 2024.10.08
1~2ヶ月スパンで、美容室に行く。 正直なところ、あまり「心地よい」時間ではない。 とはいえ、行かないわけにはいかない。 この気持ちを引き起こす最大の原因は、「時間の長さ」だ。 1回あたり長いところだと、1時間半はかかる。 さっさと終わらしてほしいのが本音だ。 だからと言って、QBハウスに行きたいと思わない。 1度も足を運んだことがないので、誤解も含むが、あの場所は「ブロイラー」になるような印象が […]
1~2ヶ月スパンで、美容室に行く。 正直なところ、あまり「心地よい」時間ではない。 とはいえ、行かないわけにはいかない。 この気持ちを引き起こす最大の原因は、「時間の長さ」だ。 1回あたり長いところだと、1時間半はかかる。 さっさと終わらしてほしいのが本音だ。 だからと言って、QBハウスに行きたいと思わない。 1度も足を運んだことがないので、誤解も含むが、あの場所は「ブロイラー」になるような印象が […]
P/L(損益計算書)と比べると、B/S(貸借対照表)がどうも感覚的につかみづらい。 原因は「お金が流れる方向」。 P/Lは売上高から始まって、まっすぐ下に引き算をしながら降りていき、利益にたどり着く。(図1) 図1 P/Lのお金の流れ 一方、B/Sは、右から左にお金が流れる。(図2) 図2 B/Sのお金の流れ この右→左というお金の流れがB/Sを読みづらくさせている原因だ。 「WEBサイト制作」の […]
新しいビジネスアイデアを考えるごく一般的な流れは次のとおりです。 1)一人の顧客像を設定する 2)その顧客のインサイトから提供価値(解決策)を決める この流れには大きな欠点があります。 あらゆる分野で、ほとんどのニーズが満たされていることを無視している点です。 こうしたニーズがあるのではないか? 検証してもどうやらそのようだ。 でもうまくいくことはありません。 ニーズの確かさは、競合が先行している […]
当時、在籍していた企業の借入金総額は40億。金融機関は11行。 メガから信組まで一通り並んでいました。 リスケに至った理由は法改正。 詳しくは述べませんが、一企業の努力ではどうにもならない事情でした。 にもかかわらず、リスケ交渉開始直後、銀行引受の私募債償還が迫っていたのです。 償還額は5,000万円。当時、私募債はリスケの対象にならないとされていました。手元資金は言うに及ばずです。 そんな中、償 […]
大手システム会社時代、フランチャイズ本部にフォーカスして営業をかけていたことがある。いわゆるフランチャイザーだ。(加盟店はフランチャイジー) きっかけはセブン-イレブンの事例だった。 ほぼ定期的に大規模なシステム再構築が行われる。その額が途方も無い。何万という店舗が存在するからだ。一度参入することができれば、以降は手放しで受注できる。そんなことを目論んでのことだった。 ただ、(至極当たり前のことだ […]
冒頭から、最近見つけたすぐれたビジネスを1つ。 「miive」/株式会社miive https://miive.jp/ 導入企業ごとにカスタマイズ可能な福利厚生です。 従業員は予め会社から配布されたプリペイドカードをスタバなどのお店で使うと、補助が受けられるというもの。予め範囲や内容が決められた旧来からある福利厚生よりもグッと使いやすくなっています。 「福利厚生」×「カスタマイズ」×「プリペイド」 […]
来月13日からマスク着用が個人の判断に委ねられることが決まりました。 マスクの着用について/厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html この3年間、マスクをつけることが「当たり前」になっていましたが、ようやくどちらでも良いことになったわけです。 マスクの効能そのものは賛否両論あります […]
新型コロナウィルス感染症の拡大によって、転職活動を開始する人が増えている。 コロナ禍によって5人に1人が転職を検討 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000048195.html 転職にはどちらかといえば、収入アップなど良い意味でのコンテクストが感じられるが、現状のコロナ禍では、転職した直後、もしくは数ヶ月後に思いもよらなかった憂き目に合う恐れ […]
緊急事態宣言が解除され、少しづつだが、経済が動き出そうとし始めている。 当然気になるのは、これからのビジネスだ。
不動産証券化業、住宅メーカー、人材派遣業、システム開発業などで計12年間金庫番をやっていました。その経験に基づいたコロナ騒動のセーフティーネットに関する真面目な意見です。 セーフティーネットの申し込み済ませたという話がちらほら出てきているので、今回、重要な注意点をご紹介することにしました。
いつ緊急事態宣言が出されるのか。 そんな話がひっきりなしに飛び交う事態に陥りました。 ようやく政府による支援策が整い初めていますが、私たちビジネスパースンにもやるべきことがあります。 それが「リスク・リバランス」としての新規ビジネス発想です。
コロナの影響がいつまで続くのか、依然見通しの立たない状況が続いています。 企業の業績悪化に伴い、失業したり、収入が大幅に減った(これから減る)方も大勢いると思います。 そうした厳しい状況の折、住宅ローンが返せそうにないという話も聞きます。もしそうなったとき、ぜひ検討してほしいことがあります。
セーフティネット5号保証の申し込みに関するご注意です。 先日、経済産業省より、 「新型コロナウイルス感染症に係る中小企業者対策を講じます」 https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200303002/20200303002.html とのお知らせが出ました。 いわゆるセーフティネット5号保証の「特別枠」の実施です。 この申し込みにあたって、注意しておきたいこと […]
成功モデルを逆からたどる第二弾です。 この記事の目的は、たった1つ。 あのビジネスモデルは、どのようにして思いついたのか、 その仮説検証をするものです。
ソフトバンクと聞けば、携帯電話の会社、もしくはネット回線の会社であると思い浮かべる方が多いと思います。実は、どちらも正解なのですが、正しくは事業投資会社であり、“本業が何であるかわからない”と言われることも少なくありません。 ソフトバンクはソフトの卸会社としてスタートした後、優位性を得られると判断した事業に積極的に参入してきました。そんな同社の勢力が一気に高まったのが、携帯電話事業とブロードバンド […]
どうすれば、その商品やサービスを選んでもらえるのか。 以前は、「問題を解決する」この1点だと考えていたときもある。どうやらそうではなさそうだと気づいたとき、1冊の本を思い出した。
この図をご覧になったことありますか? かのアマゾン創業者のジェフ・ペゾスがファミレスで仲間と書き出した図です。 アマゾンというビジネスの仕組みを描かれています。 ぱっと見ただけでも、見事にアマゾンの仕組みになっていることがわかりますよね。まさにビジネス=システムです。 システムのように「回る」ために必要な要素がきちんと描き出され、そして、回るために必要な要素がすべてつながっています。
文章が苦手という方はたくさんいらっしゃいます。 いまでこそ偉そうに本を書いていますが、当初は本当に文章の書き方に悩んでいました。 何かいい方法はないだろうか。散々悩み、トライアンドエラーを繰り返す中で見つけた方法をご紹介します。
アイデア発想の大敵。それがこの「思考のワナ」です。 時間をかけ、必死の思いで考え出したアイデア。 それがどうも「ピン」とこない出来になっている。 もしくは、これだと思って進めていった結果、どうにもうまくいかない。よくよく見直してみると、「思い込み」が潜んでいたりする。 きっとこのような経験があると思います。 なぜ、こうしたことが起きてしまうのか。 その最大の原因、それこそが「思考のワナ」なのです。
集客に欠かせないLP(ランディングページ)。 どのように作成すればいいのか、悩んでいる方はたくさんいると思います。 LPページを集めたサイトなどを見ると、まさに百花繚乱。 一体何を書けばいいのか、?です。 そこで、イーロン・マスク氏が提唱する「第一原理思考」に基づき、100件近いページを分析して必ずこの5点だけは必要というものを抽出しました。
3日と開けず、本屋に通う、「本のバカ」です。 本屋に行かないとイライラするくらいですから、相当だと思います。 おかげで、電子書籍だけでも200冊以上、紙の本は机の上に乱雑に積み上がり、なかなかの「ジェンガ」状態。 そうした文字通り、山積みになっている本の中には、「発想力」に関する本も何冊もあります。 しかし、経験的にいわゆるビジネス書から恩恵を受けた記憶がありません。 発想力に役立つ本は、実は別の […]
「どうすれば、いいアイデアが思い浮かびますか?」 というご質問に対してお答えしていることが2つあります。
コンサルティングやセミナーなどで話をしているとき、 自分に対して、よくもまぁこんなアイデアが出てくるなと感心することが度々あります。 (自慢ではないことは読み進めて頂ければわかります) 受講された方からももちろん、です。 果たして、そのアイデアが成功するかどうかはわかりません。玉石混交です。ユニクロの柳井さんがおっしゃるとおりで、10個のうち1つ当たれば十分です。 だからというわけではありませんが […]
少々、おおげさなタイトルに見えたかもしれません。 しかし、断言します。 ご紹介することは、このブログの主テーマからは離れますが、 起業などビジネスを進めていく上で、本当に重要なことです。
今やどの業種・業態の成熟化しており、多くの経営者が「売上が伸びない」と悩んでいます。広告を打っても、そうそう成果がでることもない。一体どうすればいいのでしょうか? ビジネスモデルを見なおそう ありとあらゆるビジネスには必ずビジネスモデルがあります。どれほど小規模や零細であってもです。 例えば、大手企業の下請けとして定期的に受注をもらい、仕事をこなしているケース。一度契約してしまえば、安定して売上が […]
キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)とは何か 投下したコストを回収するまでにかかる時間のことです。 普通にビジネスを行えば、家賃や人件費、その他経費などのお金が先に出ていきますよね。 その後、サービスなどの価値提供を行なったあと、売上が立ち、売上が回収されて、利益が残ることなります。 このコストを投下してから、売上として回収するまでの日数を、 1)在庫滞留日数(棚卸資産回転期間) 2)売 […]
資金繰り表です。 エクセル2018で作成しています。 資金繰り表_デイリー版 ※Excel for Mac バージョン16.15で作成 他のフォームと同じく、 ・青字:入力 ・黒字:計算式 になっていますので、【青字】部分だけ入力してお使いください。 また項目についても、自由に変更して頂いて構いません。 現金出納帳だと、全体の動き及び今後の見通しが立てられない欠点があります。 ぜひ、このフォーム […]
先日、日本政府観光局が毎月発表する訪日外統計の2017年9月推計値(2017年1月〜9月までの推計)が発表された。昨年比で約18%も増加し、総数では2000万人を超え、年内には3,000万人の大台を射程圏内に捉えそうな勢いだ。
売上が十分にあるにも関わらず利益、キャッシュ・フローが伴わない、といった財務的な相談を受ける。コストの見直しを徹底的に行なったにも関わらず、というケースだ。意外に見えるかもしれないが、そこには試算表など会計資料からのアプローチである各勘定科目の適正化の限界がある。
正社員の有効求人倍率が1.0を超えた。依然軟調な消費者物価指数の動きとは対照的に、右肩上がり状態が続いている。景気全体や被雇用者の立場においては、悪い話ではない。しかし、この数字の意味にはもう1つの側面がある。全労働人口の40%を占める非正規雇用とそのビジネスへの影響である。ここでは、1950年代にアメリカで生まれ、半世紀をかけて一大市場に上り詰めた人材派遣ビジネスの今後について考えてみたい。
7月に入り、いくつもの新しいテレビ番組が始まった。特有の制約条件下で、その面白さが低減しているとの指摘もある中で、比較的強いオリジナリティを打ち出しているタイトルが多く見られるのが刑事ドラマだ。
IR推進法が可決され、公布された。カジノ誕生でもっとも影響を受けるとされているのが、比較的その性質が似ている遊技機(パチンコ・パチスロ)業界である。ターゲットがそれぞれ異なるため、住み分けが実現し、影響は少ないとの見方もあるが、改めて両者を比較してみると、遊技機特有の様々な弱点が浮かび上がり、厳しい状況が避けられないことが伺える。
東芝のニュースを耳にしない日はない。しかし、東芝に限らず、過去にはいくつもの有名企業によるこうした事例もあり、残念ながら今に始まったことではない。なぜ、企業は不正会計に手を染めてしまうのだろうか。
先日発売されたばかりのNintendo Switchが当初計画の200万台(3月末)を達成し、同社史上最大の販売数を誇ったWiiの記録を塗り替えそうな勢いだ。一時期の不調を雲散霧消させるように彗星のごとく現れた異端のハードウェア。こうした商品はいったいどうすれば生み出すことができるのか。
新しいビジネスモデルを考えたいー。そういった相談を時折受ける。本業が安定している先、早急に新しい収益基盤を創る必要がある先などさまざまだが、おおよそ、何らかアイデアのブループリントがある。サービス業に限定されるが、精度をブラッシュアップするために、伝えていることのうち「投入する市場」と「ビジネス個別の要件」についてご紹介したい。
120年ぶりに民法が改正されるニュースが流れた。主な改正点は「消滅時効の統一」や「法定利率の3%変動」などの5つである。この中で、さほど大きな改正とは言えないものが1つある。「個人保証」である。今回の改正では制度そのものへの変更はない。保証人だけはなってはいけないとよく聞かれるように、一人の人生を狂わすほどの影響を持つにも関わらず、なぜ、継続されるのだろうか。
シェアーズカフェ・オンライン掲載分です。 ブロゴス、Yahooニュース、Biz−Journal等へ配信されています。 先日、ファッションブランドのURBAN RESEARCHが「声かけ不要」の合図となるショッピングバッグを試験導入すると話題になった。TwitterやYahoo意識調査などでの評判は上々のようだ。
売上をどこまで増やせば、コストをどうすれば利益は出るのか、シミュレーションするためのツール、それが変動損益計算書です。 毎月作る試算表のように税務署などに提出するものではありません。自社内で利用するものです。何パターンも自由に作ることができます。
ビジネスを始めて行くと、家賃や光熱費、従業員の給料などの「資金繰り」に悩まされることがあります。 こうした事態を防いでおくために、ぜひ計算しておいてほしいのが、ご紹介する運転資金です。
中小企業は、上場企業と違い取引先の財務状態を知る手立てがありません。 帝国データや東商といった調査系会社の情報は「リアルタイム」ではなく、古ければ1年以上前のものだったりするため、役には立ちません。 では、いったいどうやって取引先の状況を知ればいいのか。 10年以上に渡る「金庫番」の経験で得た、数字なしに取引先の状態を知る方法をご紹介しましょう。
※この記事はリンクフリーです。リンクにあたって、ご連絡等は必要ありません。 当サイトの利用にあたって 社員の給与をいくらにしておけばいいのか。 人材不足の今、安すぎる給与では人の確保はできません。とはいえ、高額すぎると資金繰りを圧迫しかねません。 適正な人件費はどのくらいにすればいいのでしょうか。簡単に決める方法はないのでしょうか? 実は、資金繰りへの影響を最も少なくする人件費の求め方が3つありま […]
事業計画書を作成する際、ついあれもこれもと書きたくなります。 どんな資料でもそうですが、大切なのは相手に伝わることです。 資料の正確性や網羅性ではありません。 極端な話、2,3ページしかなくても相手に趣旨が伝われば、その計画書は100 点です。 では、相手に伝えるためにはどう書けばいいのでしょうか?
※この記事はリンクフリーです。リンクにあたって、ご連絡等は必要ありません。 当サイトの利用にあたって 事業計画にあたって、予測損益計算書(PL)を作ることはできるが、予測貸借対照表(BS)やキャッシュ・フロー計算書(CS)はどのようにつくればいいのかわからない。 たしかに、バランスシートやキャッシュ・フローの予測を立てるのは手間です。 しかし、これからご紹介するエクセルのフォームを使えばとても簡単 […]
※この記事はリンクフリーです。リンクにあたって、ご連絡等は必要ありません。 当サイトの利用にあたって 新しい事業を検討するとき、 ・いくら資本を出すのか ・その資本によってどのくらい儲かるのか が当然欠かせません。 売上計画を立案し、今後どの程度利益を上げられそうかシミュレーションをすると思いますが、 このときぜひ加えていただきたいポイントがあります。それは、投資の可否を「利益」ではなく「現金」で […]
銀行に借入を申し込んだが、いい返事がもらえなかった。なんとかして資金を調達したいが、銀行以外で何かいい方法はないだろうか? 資金調達の方法は銀行だけではありません。 中でもこれからご紹介する「少人数私募債」は、自社ですべて完了する使い勝手のよい資金調達方法です。