【99%の人が見過している】起業の超・重要なたった1つのこと

【99%の人が見過している】起業の超・重要なたった1つのこと

少々、おおげさなタイトルに見えたかもしれません。

しかし、断言します。

ご紹介することは、このブログの主テーマからは離れますが、
起業などビジネスを進めていく上で、本当に重要なことです。

ビジネスの知識だけでは成功しない

先にお伝えしておきたいのが、これです。

ビジネスに関する書籍や情報はそれこそたくさんあります。
営業やマーケティング、戦略系や集客方法などなど。
もちろん、このブログもその一つです。

ビジネスモデルは起業であれ、新規事業であれ、ビジネスと名がつくものであれば、「不可欠」です。
それは、これを読んでいるあなたも同じ考えだと思います。

しかし、実は、さきほどのようなビジネスにまつわる知識だけでは成功しないといったら、あなたはどう思うでしょうか?

「バカな。圧倒的なビジネスに関する知識や経験がモノをいうに決まっている。」

もちろん、ビジネスに関する知識が不要だ、そんなもんなくても出来る!なんて、暴論でしかありません。

そうではなく、ビジネスに関する知識や経験は、成功という大空を飛ぶために必要な「片翼」に過ぎないということなのです。

片翼ですから、それだけでは飛べません。
もう1つの翼が必要なのです。

ずばり、いいます。その片翼とは、

優れた「人間性」

です。

なぜ、優れた人間性が必要なのか

私たちは、本当に膨大な情報の世界に生きています。
もはや、手に負えないといっても言い過ぎではないでしょう。

必要な情報しか、見たいものしか見ないようになり、
「サイバーカスケード」という用語が生まれているほどです。

そうした中で、情報処理能力、情報の編集力が重要だといわれて
きました。結果、わたしたちは、いつの間にか、

「必要な情報を揃える(手に入れる)ことができれば、ビジネスを
始め、多くのことが出来る」

とそう思い込んでしまっていませんか?

情報の必要性を100%否定はしません。
さきほど述べたとおり、それは「片翼」ですから、これはこれで
必要です。

必要な情報を取り揃え、問題を解決する。
ビジネスを成功させる。

でも、この先にある「何か」を忘れていませんか?

誰のために、その問題を解決するのか、です。
わたしたちが、解決しようとしたり、取り組んだりするさまざまな
事柄は、必ず「誰かのため」のはずです。

ーいいや、自分のためだ。

もし、そう思っているなら、ビジネスに取り組むのは危険です。

なぜなら、誰かのために、問題を解決し、感謝されること以外に
お金などの「対価」を得る手段がないからです。

人として、誰かの手助けをする。
これがビジネスの本来の役割です。

とても当たり前に聞こえるかもしれません。
でも、ビジネスが誰かのためにあるものである限り、
それを提供するあなたに優れた人間性がないと間違いなく
失敗するのも紛れもなく事実です。

わたしたちは、優れた商品やサービスとともに人間性も求めている

一瞬話が変わりますが、あなたが百貨店で買い物するとき、もしそこの店員の態度が悪かったら、あなたはどうしますか?

それくらいのことは我慢して、その店で買いますか?

もちろん、そういう方もいるかもしれません。
でも、多くの方は、「別の店」にいくはずです。

目当ての商品がその店にしかない。
いまどきそんなことはほとんどありませんから、他店に行ったり、
ネットで探したりしませんか?

どれほど、その商品やサービスが優れていて、めちゃくちゃ欲しくても
それを提供する店の人間の態度が悪ければ、そこで終わりです。

そんなこと当たり前だろ!?

もちろん、当たり前です。
態度の悪い店員がいる店がうまくいくはずがない。

わたしたちは、商品やサービスとともに、それを提供する人間の態度、つまり人間性を求めているからです。

もちろん、安い商品、たとえば自販機にあるような缶ジュースを買うとき、そんなことを求めたりしません。
コンビニで丁寧な対応を求めたりしません。

でも、高級ホテルでそっけない態度をされたら?
チェックインカウンターで混雑しているのに、全然声をかけられなかったら?(そんな高級ホテルはありえませんが)

少しでも値段の貼るものを購入するか、利用するかどうかと考えたとき、わたしたちは、必ずその提供者の人間性、つまり態度や物腰、言葉や立ち振舞いにその商品やサービスにふさわしいものを求めるのです。

図々しいなと思われたかもしれません。

でも、これが人間です。
せっかく、電車に乗ってわざわざ見に来たのに、そっけない態度や、いい加減な接客をされたら?頭に来ますよね。クレームを言うかどうかは別として。

まぁ、忙しいのかもしれないな。
なんて、器の大きい人ばかりじゃありません。

商品やサービスの提供者であるあなたには、ぜひ優れた人間性を身に着けておいてほしいのです。

態度や言葉にだけ気をつけていればいいんじゃ?
人間性なんて大げさだ

あなたのビジネスがどのようなものかを知るよしもありませんが、でも
もし、お客さんと対面もしくはメールやメッセンジャーなどでやりとりすることが不可欠なビジネスなら、ぜひ、人間性を整えて欲しいのです。

だからといって、怒られたり、クレームになったりするのを避けたいがためだけに、やたら丁寧な言葉や態度を取るのも逆効果です。

ノンバーバルコミュニケーションという言葉をご存知だと思います。
人は言葉だけで判断しているのでないという証明ですね。

どれだけ表面上を取り繕っても、言葉や態度で伝わってくる。
そんな経験をあなたもしたことがあると思います。

言葉では謝っているのに、どうも誠意が感じられない。
ありがとうと言われたけど、どうもしっくりこない。
持ち物や身につけているものを褒められたけど、なんだか馬鹿にされているような気がした。

相手はそんな気は毛頭なかったかもしれません。
でも、あなたにはそう映ったし、そう感じた。

こうしたことはビジネスにも登場します。さきほどの百貨店の例のみならず、あなたが作るWEBサイトやブログ、商品やサービスに。

どこまでこちらのことをおもっているのか。
それを見た人は、なんとなくそれを感じてしまうのです。

それがどれだけきれいに、洗練されたように映っても、です。

優れた人間性とは

この人いい人だな、信頼できるなと感じる人に共通するものとして
次のような要素があります。

・悪口を言わない
・笑顔を絶やさない
・人によって態度を変えない
・相手の話をちゃんと聞く(話に割り込んだりしない)
・相手をきちんと見る
・相手の意見や価値観を認める、受け入れる
・約束を守る
・ウソやいい加減なことを言わない
・自慢しない
・求められてもいない意見やアドバイスをしない

どれも、わたしたちが心の中で相手に求めていることばかりですね。
そして、さきほど述べたとおり、この10個以上に重要なのが「相手を想う」こと。

さらに、相手を「どのように」想うか。

いい加減な人だと思うのか、ちゃんとした人だと思うのか、礼儀正しい人だと思うのか。

知らずのうちにわたしたちは、相手に「レッテル」を貼っています。
もちろん、相手もどんなレッテルをはられたのか、なんとなく感じています。

レッテルはあなたが相手に下した「評価」です。
もちろん、世の中にはトンデモなく、とても共感できないような酷い人がいるのも確かです。それを無理やり、優れた人間性を持って接しろ、なんてことはいいません。

しかし、わたしたちは残念ながら、このレッテルをかなり簡単に貼ってしまいがちです。このことに注意を払って欲しいのです。

これを読んでくださっているあなたも含め、世の中のほとんどの人がちゃんとした人だと思います。ただ、あなたもこれを書いているわたしもときどき、ちゃんとできないときもあります。

そんな一面だけを見て、「こいつは信用できない」なんてレッテルをはられたら、悲しいですよね。そして、そう判断した人のことを相手はどう思ってしまうでしょうか。

これは、ビジネス上も同じことだと気づいて頂けたと思います。

お客さんのことをどう思うのか。
セミナーや講座に来てくれた人のことをどう思うのか。どんな人だと思うのか。

その決め方次第で、反対にあなたの評価も決まってしまうのです。
一度決まった評価は簡単には覆りません。あなたの記憶や経験の中を少し見返すと、結構出てきませんか?「あいつはああいうヤツだ」というレッテルです。

でも、レッテルが貼られることを避けることはできません。
もしできるとしたら、一切距離感を縮めない、これしかありません。
でも、それじゃビジネスになりませんよね。

ビジネスをする上では避けようがない。
だったら、「より良いレッテル」を貼ってもらうしかない。
そう思いませんか?

そして、さきほどご紹介したとおり、わたしたちは(無意識のうちに)商品やサービスの品質とともに、それを提供している人の品質=人間性も求めている。

だからこそ、優れた人間性なのです。
あなたには優れた人間性が備わっている、そう相手が思ってくれれば、もう1つの翼が手に入るのです

優れた人間性=いい人ではない

ここは間違えないでください。
さきほどの10個を見ると、なんだか「単に人がいい」だけのように映ったかもしれませんが、違います。

いい人と呼ばれる人には2種類います。

1人は、「(どうでも)いい人」。
そして、いまもう一人が「(人間的に優れた)いい人」。

です。

前者と後者の違いは1つしかありません。

「能動的」か「受動的」かです。

さきほどの10個のような行動を、単に相手に嫌われたくないから、余計なことに巻き込まれたくないからという前提に立って、取っているのなら、本末転倒です。

積極的に、自発的に、自律的に、あなたの意思決定で、そうした態度を取るのです。

決して、自分を押し殺すことではありません。
あなたの意志でそうするのでなければ意味がありません。

意図的に、ビジネスを成功させるために、「優れた人間性」を形成する。
これは、戦略なのです。

だから、どれだけ相手を尊重しても、意見を受け入れたとして、あなたそのものは別です。
あなたには、あなたの価値観があり、意見があり、論点がある。これらは不動なのです。

自分の意志を持ったまま、相手の意見や相手そのものを受け入れる。
こういう人を、あなたはどう思いますか?

信用できますよね。頼りになりそうです。
間違いなく、何か相談してみたいはずです。

もし、あなたがこれから起業を予定しているのであれば、ぜひ必要なビジネス知識ととともに
(ビジネスモデルもお忘れなく)、優れた人間性も準備してください。
この両翼を揃えたとき、あなたのビジネスは間違いなく、成功に肉薄します。

優れた人間性を形成するのは、人間であれば、ほんの少し注意を払えば、だれにもできることです。
センスも能力も、いわんやお金もいりません。しかも、いますぐできることです。
そして、身につけた人を裏切ることもありませんし、副作用も一切ありません。
とにかくプラス面しかありません。

ぜひ、ビジネスの成功に欠かせない「両翼」を揃えて、「成功」という大空を飛び続けてください。