【まだまだチャンスあり】スマホを使ったビジネスモデル
- 2016.08.23
- 事例集
- ビジネスモデル事例集
ビジネスを始めるにあたっては、どのカテゴリーを選ぶか。
本当に重要です。市場が小さすぎたり、いわゆる一時的な流行りものを選んだりすると、後々大変です。
鉄板と呼ばれるものには、「衣食住」のほかに「男女」があります。誤解のないように先に言っておきますと、婚活や出会い、合コンなどのことです。いつの時代も間違いなく一定以上の需要があります。
このネタへ新しい技術を持ち込んで成果を上げている事例があります。他のモデルへの転用も合わせてご紹介しましょう。
ビデオ通話でマッチング
「マイ恋」
http://www.matchbank.jp/
スマホアプリです。スマートフォンのビデオ通話機能を使って、恋活・婚活ができるサービスです。
2分ごとに相手が切り替わる仕組みで、だれでも気軽に参加できるほか、Facebookによる登録のため、安心して利用できることが特徴です。
価格も手軽さに貢献しています。
男性会員の場合、1日なら300円。1ヶ月で2,980円、1年だと月々1,899円と一般的な婚活系のサービスより一桁低い値段。(女性会員は無料)
2016年3月に始まったばかりですが、メディアで取り上げられるなどかなりさい先のよいスタートを切っています。
なぜ、うまくいくのか
若年層では、恋愛に対して「コスパが悪い」という考えが流行っているそうです。
一昔前の世代からすると理解しがたい一面もありますが、なにせ時代はデフレ真っ盛り。お金がないために結婚しない人も増えているほどです。とはいえ、恋愛や結婚そのものに興味がないわけではありません。やってみたいけど、お金がかかる、手間がかかる、そういった障害を取り除くことでビジネスが動き出すのです。月々2,000円程度なら、まぁいいかと思う人はかなりいるでしょう。
いい人に出会えるなら、いくら掛かっても構わないといった感覚は一昔前です。他の商品やサービスと同様、クオリティが高くてかつ、価格も手頃であること。しまむらなどの快進撃にも現れている通りです。
この公式を使って考えられるビジネスモデルの例
スマホを使って人と人とがコミュニケーションする。
この仕組はまだ他にも転用できそうです。
例えば、
・遠隔医療相談
→ 米国ではロボットによる手術も実証実験が始まっているそうですが、さすがにまだまだ時間がかかるでしょう。その手前のサービスとして、可能性があります。医者にいくほどではないけど、健康面で相談したいというニーズはかなりあるでしょう。
・遠隔カウンセリング
→ スカイプを使ったサービスがすでに存在します。
・遠隔スクール
→ これはもういろんなところで始まっていますね。
・遠隔ビジネス相談
→ 様々な専門家とビデオ通話できるサービス。これはまだないようです。事例と同様に価格を下げる余地があります。
などが考えられそうです。
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