LP(ランディングページ)に絶対必要な5つの要素とは?
- 2019.12.10
- コラム
集客に欠かせないLP(ランディングページ)。
どのように作成すればいいのか、悩んでいる方はたくさんいると思います。
LPページを集めたサイトなどを見ると、まさに百花繚乱。
一体何を書けばいいのか、?です。
そこで、イーロン・マスク氏が提唱する「第一原理思考」に基づき、100件近いページを分析して必ずこの5点だけは必要というものを抽出しました。
1.テーマ(何の話なのか)
何の話なのか。単に商品やサービスカテゴリーのことではありません。
言い換えると「論点」です。
他にはない機能の話なのか、利用しやすいということなのか、価格が安いことなのか。など、人と話すときとまったく同じです。
話がよくわからない人っていますよね。
その最大の原因がこれです。わかりづらい人の話の特徴は、「ブレる」こと。冒頭の話が途中から違う方へ流れてしまう。
「おいおい、何が言いたいんだ?」
という経験あると思います。
人と話すときと同じように、「1つのテーマ」に絞ること。
途中でブレないこと。
これは、LPページ(もちろんWEBサイトそのものも)にも共通することです。
2.主張(何を言いたいのか)
テーマに沿って、一体何が言いたいのか。
LPページの場合、主張は1つしかありません。
「読み手のメリット」
この1点です。
自分の言いたいことではありません。
読んだ人がどうなるのか、どう変わるのか、どんな価値があるのか。
この1点です。
この主張がそのまま=「キャッチコピー」と「コンセプト」に置き換わります。
例えば、「3年間の研究を経て、アクセス数を20倍にした手法」
などです。
言葉に置き換えると、「こういう方法を使えば、アクセスが20倍になりますよ」ですね。それをできるだけ端的でコンパクトな表現に置き換える。
これがLPページにおける主張です。
3.理由と根拠(なぜ、そう言えるのか)
理由と根拠は、2つの要素を支えます。
1)主張
2)主張する人
主張は、さきほどの通りです。
主張する人は、そうそのページを掲載しているあなたです。
あなたがその主張をできる理由と根拠が必要です。
理由と根拠の違い
主張(論点)ー理由ー根拠(論拠)とは、クリティカル・シンキングから来ています。
理由ーなぜ、そう言えるのか。
例えば、あなたがその経験を十分にしているから。
似たような問題に対応したことがあるから。
この商品なら、いくつも解決しているから。
といったことが理由になります。
根拠(論拠)ー理由を支えるデータ
理由が確かなものであることを占めるファクトです。
よくLPページに掲載されているものだと、
・販売実績
・合格実績
などをよく見かけます。
これが、根拠です。
さきほど、理由ー根拠は2つのことを支えると言いました。
1)主張
2)主張する人
商品やサービスの根拠は上述のとおり、【実績】です。
では主張する人=あなた(御社)の場合の根拠は?
社歴やこれまで開発や販売した商品、取引先がこれにあたるわけです。
個人なら【プロフィール】がこれになります。
主張ー理由ー根拠。ここまでは必ずセットです。
4.状況(経緯)
状況と聞くと、「読み手が今置かれている状況」と思われがちですが、
それだけではありません。
「提供する側」の状況、つまり、なぜ、この商品やサービスを提供することになったのか
その状況や経緯です。
人は「なぜ」の部分に惹かれます。
詳しくなTEDスピーチを見て下さい。
5.想い(その状況や経緯から来る想い)
最後が、「想い」です。
その商品やサービスを生み出す機会になった状況や経緯から、どんな想いを抱いたのか。
例えば、
・大学を卒業して3年間アフリカでバックパッカーをした。
そこでたくさんの貧困を見た
だから、
・世界から貧困を根絶したい
との想いを抱いた。
必ず「状況や経緯」と「想い」はセットです。
まとめ
LPページに欠かせないものは、次の5つでした。
【テーマ】何の話なのか
【主張】何が言いたいのか
【理由と根拠】なぜそう言えるのか
【状況(経緯)】なぜ、そうしようと思ったのか
【想い】(状況を通じて)何を思ったのか
改めて見ていただくとよく分かる通り、この5つの要素は、コミュニケーションにおける「説得力のある説明」とまったく同じです。
(読んでいる人に何かを伝えたいわけですから、当然ですね)
WEBサイトを作り込んでいると、ついついデザインや見た目、さらにはカッコいい言葉などに目を奪われがちです。
人とのコミュニケーションと同じように、見てくれよりも、「話す内容」が肝なのはまったく同じなのです。
もちろん、デザインがいらない、見た目はどうでもいい、ということではありません。それは、以上の5つを決めたあと、その要素を崩さないように決めていけばいいのです。
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