【オススメ!】成功している”しくみ”をうまく「マネ」する3つのステップ

【オススメ!】成功している”しくみ”をうまく「マネ」する3つのステップ

ネタ探しをしていると、それはもうたくさんの成功事例が見つかります。正直うらやましいほどです。

でも、そこで止まってはもったいない。
ぜひ、マネできないかを探りましょう!

とはいえ、

「マネしたいけど、そもそもどうやってマネすればいいのか」

ですよね。
ただ漠然とモノマネをしてもうまくはいきません。
丸々マネしてしまうと、法令にひっかかる恐れすらあります。
また、マネするために莫大な費用と時間がかかるようであっても、本末転倒です。

マネにも王道があるのです。
では、早速ご紹介していきましょう。

■マネするための手順

テレビでモノマネ番組をご覧になったことはありますか?
本人と瓜二つの見た目や、声真似、動作が似ているなどモノマネ1つといってもさまざまな形式がありますよね。特徴をとらえ、そのままマネしたり、少しオーバーにデフォルメしたり。

これは、ビジネスも同じです。
次の3つのステップです。

1)「主役」を探す
2)入れ替えてみて、成立するかをチェックする
3)差別化できているかをチェックする

1)主役を探す

模倣の第一ステップは、「主役」を探す、です。
主役とは、そのビジネスを支えている最大の要因のことです。
さきほどのモノマネでいう「特徴」ですね。

例えば、百貨店。
百貨店の主役になりそうなものは何でしょう?

「駅前」、「複合的なショップ」、「付加価値の高い商品群」

があてはまりそうです。
主役になるのは、商品やサービスそのものだけとは限りません。
販売方法、マネタイズ方法、集客方法、商品やサービスの提供方法なども当てはまります。

もう1つ例を挙げましょう。
駅前には必ずある「ドトールコーヒー」。

このビジネスにおける主役は何でしょう?

「低価格のコーヒー」「短時間の提供スピード」と「駅前などにある利便性」

が当てはまりそうです。

「主役」が明らかになったら、本題はここからです。
次のステップに行きましょう。

2)入れ替えてみて、成立するかをチェックする

洗い出した3つの主役のうち、いずれかを別のものに置き換えることを考えてみるのです。

たとえば、低価格のコーヒー。
ここを何かに置換えられないか。

当てはめるものは、できるだけ性質が似ているものがベストです。
ドトールはコーヒーですから、つまりは飲み物です。

違う飲み物はできないか、そう考えてみるわけです。

例えば、よく都心の駅改札口近辺にある、ジューススタンド。
果物を直接絞ったストレートジュースが1杯300〜400円と結構な値段で提供されています。

これを当てはめてみるのはどうでしょう?
ストレートジュースをドトールと同じく1杯220円(※)で提供する。
・・・・・・・・
(※)
普通のアイスコーヒーは該当しないようですが、ドトールも値上げが決まっています。

ドトール、マック、スタバで値上げ
https://www.huffingtonpost.jp/entry/macneage10_jp_5ca6a711e4b047edf957c61b
(ハフィントン・ポスト 2019年04月05日 10時35分)

・・・・・・・・

さて、もちろん、ストレートジュースに限る必要はありません。

野菜ジュースでもいいですよね。
では、仮にドトールに倣って野菜ジュースを220円で提供することにした。

で、果たしてこれは成功するか?

・・・・と、まずはここまでです。

こんな感じで、どんどんマネをしてみるのです。

野菜ジュースがダメなら、お茶や紅茶。甲子園のカチ割りのようなもの、とにかくどんどん当てはめてみるのです。

出尽くしたら、次は

1)先行者の有無
2)利益が出るか
3)実現可能か

この3点をチェックしてみましょう。
このうちもっとも重要なのが、1つめの先行者の有無です。
できれば、誰かがすでにやっているのがベストです。

「それだと意味がないのでは?」

と思われるかもしれません。

いえいえ、先行者が居てくれたほうがいいのです。

なぜか。

それは、次のようなことが予めわかるからです。

1)構築にかかるコストや人手
2)売上のボリューム
3)ビジネスとしての余白

1と2については当然、細かいところまで知る手立てはありません。
しかし、実際にそのサービスを利用することである程度まで想定がつくはずです。(店舗なら実際に見に行く、問い合わせをしてみるなど)

3はあくまで感覚的なものですが、一度でも事業を行なったことがある方ならよくおわかりだと思います。そのサービスだけで終わってしまうのか、それとも転用してさまざまな方面へ展開できるのか。

わかりやすい事例でいけば、特徴的なCMで有名なライザップ。

スポーツジムとしてではなく、「結果をコミットする」という視点はさまざまなビジネスに活きてきます。すでに英会話に展開されていますが、その他、婚活や就活、資格取得など、「努力して成し遂げる必要のあるもの」すべてが対象になってきます。

3)差別化できているかをチェックする

最後は、顧客から見て、明らかに違うものになっているか、です。
間違えやすいのですが、成分や機能などは差別化になりません。

例えば、リフレクソロジー。

よく見かける「英国式」と「タイ式」。

どうですか?

消費者目線で見たとき、「たぶん、違うものだろうな」と思いますよね。これが大切なのです。

この他にも足ツボやヘッドスパなどもありますが、いずれも利用者から見ると別物になっています。

では、どうやって別物と認識してもらうのか。

それは、「イメージの違い」です。

さきほど上げた、「コーヒー」と「野菜ジュース」。
だれでも想像できます。

そして、比べる人はいないでしょう。

「マンション」と「一戸建て」。

よくよく考えればどちらも同じ「住まい」なのですが、だれも同じとは考えません。
当てはめてみて、行けそうだなと思ったら、一歩下がって「違うものに見えるかどうか」をぜひ、チェックしてみてください。

できれば、第三者に見てもらうのがベストです。

とにかく、当たっているビジネスを見かけたら、そのままにしないでください。どんどん違うのものを当てはめてみて、その仕組みや特徴をマネできないか、試してみてください。

短期間で検証済の新しい利益の源泉にめぐり合うかもしれません。