この手があったか!【秀逸なビジネスモデル5選】vol.3

この手があったか!【秀逸なビジネスモデル5選】vol.3

直近で見つけた、「コロンブスの卵」的なビジネスモデルの事例を5つご紹介します。

1.「お出迎え・送迎・お見送りサービス」
https://www.berusapo.jp/

株式会社ベルサポが運営する高齢者や若年者向けに地方からの上京などを手助けするサービスです。
空港や駅などから目的地までまさにドアtoドアで同行。
大都市に住んでいるとなかなかわかりませんが、地方から出てくるのは本当に大変です。
個人的にはもう20年以上東京に住んでいますが、とくに東京駅のややこしさは今だに慣れませんから、地方から出てきた、とくに高齢者の方々にとっては、まさに迷路のようでしょう。
複雑さもさることながら、年配で1人で旅行するには心もとない、そんな方にとっても理想的なサービスです。

ビジネスモデルの肝:違う立場

2.佰食屋
http://www.100shokuya.com/

京都西院にある「国産牛ステーキ丼専門店」です。
なんと1日限定100食。文字通り、100食完売したら閉店。
朝9時半から整理券を配布し、それを持っていれば、予約した時間まで観光や買い物にも出かけることができるそう。もちろん、肝心なステーキ丼は絶品だそうです。
100食に限定したことによって、労働時間と売上の安定化を実現した優れたビジネスモデルです。

ビジネスモデルの肝:限定

3.マウスコンピューター
https://www.mouse-jp.co.jp/

一時期、TVCMでもよく出ていた企業で、もはや大手ですね。
そのビジネスモデルはとても参考になります。
肝は、「BTO」Build To Orderの略で受注生産のこと。カスタマイズ自由で、受注が入ってから組み立て、出荷するオペレーション。これによって、「在庫ゼロ」状態を作り出し、さらに低価格を実現しています。

ビジネスモデルの肝:受注生産

4.オープンロジ
https://www.openlogi.com/

文字通り、「オープンロジスティクス」。
パソコンやスマホからだけで、倉庫への入出庫とそれにまつわる作業が完了してしまう優れたサービスです。最大の特徴は、倉庫の利用料金と配送料金が荷物のサイズごとに「固定」していること。さながら、郵便料金のようです。
一般的に外部の物流業者へ依頼する場合、まず見積りが普通です。
ところがこのオープンロジの場合、そのような面倒な作業は一切なく、スマホだけでOK。物流業務にかかる時間とコストを大幅に削減できるのです。

ビジネスモデルの肝:シンプル&ワンストップ

5.Taimee
https://taimee.co.jp/

面接や応募といった手続きが不要でいつでも好きなときに働くことができるワークシェアリングサービスです。企業側にとっては急に人手が必要になったときに、働く人にとっては、働きたいときにスマホ1つで働くことができるのです。2018年のサービス開始からまだ1年も経過していませんが、すでに登録者は学生を中心に6万人、導入企業や店舗も1,000箇所を超える勢いです。人材不足が慢性化する今後、ますます発展・拡大することは間違いないでしょう。

ビジネスモデルの肝:マッチング&時流