【追加利益が生み出せる】マネタイズの方法13種類
- 2019.03.27
- 発想法
マネタイズとは何か
ようは、「どこで、どのように利益を出しているか」、です。
一昔前、フリーミアムモデルが流行りました。
商品やサービスを無料で提供し、そのあと有料のものに移行してもらう仕掛けです。
スマホアプリではもはや当たり前ですよね。
しかし、無料から有料へ切り替えてもらうのは簡単ではありません。
100人いても100人全員が有料に切り替えてくれるわけでもない。
スムースに変わってもらうために、もうひと工夫必要なわけです。
ここでは、こうしたさまざまなビジネスの「マネタイズ方法」を見ながら、
新しい「儲けのしくみ」を探してみましょう。
マネタイズ13種類
主なマネタイズをご紹介していきましょう。
次のような種類にわけることができます。
1)直接販売
本やコンテンツ、外食など商品やサービスを提供して、直接売上を立てるものです。
説明不要ですよね。
もっともポピュラーなスタイルです。
2)利用料
設備や資産などの利用料です。
倉庫、不動産賃貸など固定資産への課金と、ソフトウェア、アプリなどの無形資産への課金があります。
さらに、利用時間、範囲に応じて費用がかわる従量課金型と予め月極などで決められた月額定額タイプに分かれます。
応用型として、携帯やスマホの利用料金のように、定額部分と従量課金部分とを合わせもつ、ハイブリッド型もあります。
3)広告収入
放送、新聞、雑誌、WEBサイトなど広告枠を提供して、広告出稿者から広告料を得るタイプです。
4)手数料
銀行、証券、不動産仲介、クレジットカードのように、取引や売上が発生した際に手数料として収入を得るものです。
他の費用と異なり、定額ではなく、「比率での提示」が可能になるため、対象の金額が大きくなると比例的に大きくなる強みをもっている反面、小さい場合は定額のそれよりも少なくなってしまうデメリットを持っています。
5)技術料
1)の直接販売と異なり、目には見えない「スキル」の提供に対して、収入・売上を得るものです。理美容業、エステサロンなどのほか、プログラマーやエンジニアなどがこれに当てはまります。
提供範囲、サービスレベル、期間(時間単位、月次単位)によって、単価が異なるタイプです。
6)参加費(料)
セミナーや勉強会などへの参加費です。
一般的には、事前に支払われるか、当日回収されます。
7)会費
会員制度で必ず発生する費用です。
他のマネタイズと異なり、この費用は何もなくても発生します。
ただし、金額がある程度大きくなる場合、それに応じた設備や提供サービスが必要になります。
8)管理費
ビルやマンションなどで発生する費用です。
おなじみですね。
9)基本料
システム関係や設備を利用する際、あと身近な例ではスマホの契約で必ず登場します。
他のマネタイズと異なり、紐付けされる明確なコストはありません。
そのため、ほぼそのまま利益です。
10)保守費
基本料と性質が似ていますが、システムや設備を納品したあと、サポート費用として発生するものです。何か起きた場合に都度対応するスポット対応か、月額で一定額発生するこの保守費か、利用者はいずれかを選ぶことになります。具体的な対応が発生しなければ、そのまま利益になります。
システム以外でも、複合機や会計ソフトなどにも使われていますよね。
11)保険料
その名のとおり、保険契約をすると発生する費用ですね。
この費用と似た性質を持っているものに、パソコンやスマホ、家電など耐久消費財を購入した際によく案内される「長期保証サービス」があります。
もともと付いている無料の保証期間とは別に、追加で費用を払うことで3年や5年など長期間に渡って、無償で保証を受けられるものです。
さきほどの保守料とちょっと名前が似ていてややこしいですが、
保険料には、「積立型」という形態があります。保守料はいわば掛け捨て。この違いがあります。
12)賃料、レンタル料
アパートなどの不動産の賃貸から、レンタル用品にかかる費用など、なにがしかの「資産」を貸し出した対価として受け取るものです。
従来、販売されていたものが、レンタルに変わる事例が増えています。
販売だとなかなか手が出しにくい高価格のものをレンタルで提供する。
利用者にとってハードルが下がります。
13)授業料
月謝と授業料の違いをご存知でしょうか?
月謝は教えて頂いたお礼の意味合いがあり、授業をうけていなければ発生しないものです。
一方の授業料は、受けても受けなくても発生するもの。月会費と呼ぶ予備校などもあります。
置き換える、追加する
マネタイズの方法13種類をご紹介しました。
もちろん、ここで終わっては意味がありません。
今、検討中の、もしくはアイデアとして浮かんでいるビジネスのマネタイズをぜひ、
別のマネタイズに置き換えたり、追加してみて欲しいのです。
例えば、何か商品のレンタルをイメージしていた。
そのままいけば、「レンタルフィー」ですよね。
日数なのか、月数なのかは商品次第ですが、貸した期間に応じて発生します。
もちろん、このままでも十分ビジネスになりますが、もう一声行きましょう。
例えば、保険料を追加する。
月額数百円で十分です。なにせコストはないのですから。
この例であっ、と思われたかたもいるかもしれません。
そうです。もはや私たちにとってはもうなくてならない存在。
スマホやタブレットの契約です。
ありますよね。
保険的なオプション。
あの収益は相当なものだと言われています。
たとえ数百円といえど、チリツモです。
ぜひ、あなたのビジネスに、もう1つマネタイズの要素を加えてみてください。
積もり積もって、とんでもない利益に化けてくれるかもしれません。
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