最近見つけた、優れたビジネス5選_2022_1001
- 2022.10.01
- 事例集
優れた商品に共通するポイントの1つが、「意外性」。
常識の裏側に隠れています。
つまり、私たちの思い込みによって切り落としてしまった、その中にトンデモない
利益の源泉が眠っているということです。
今回も、最近見つけた5つの商品をご紹介します。
いずれもわたしたちの「思い込み」を見事に覆しているものばかりです。
もはや「まな板」ではない
「ChopBox」
https://onl.sc/iDbQUDa
文字通り、スマートになったまな板です。
本来まな板と言えば、その上で肉や魚、野菜を切ったりするための板です。
これに、
・タイマー
・量り
・サブボード
・包丁研ぎ
・殺菌
などの機能がついたのが、スマートまな板。
まさに、デジタル化、多機能化されたまな板です。
革靴を超えた革靴
かかとが踏める革靴
https://www.makuake.com/project/wws/
この観点は見事です。
靴のかかと部分には足を後ろから支えるため「ヒールカウンター」と呼ばれるパーツを入れないことで、革靴にありがちな窮屈さを解消しています。
サラリーマン然としたスーツ姿の人々に混ざって、カジュアルさを取り入れたスタイルの人がちらほら増えました。
大元の起点は、2005年に始まった「クールビズ」でしょう。
以降、ネクタイを締めていなくてもさほど不自然ではなくなりました。
スーツスタイルのカジュアル化が加速したのは、なんといってもコロナ禍でしょう。
スーツに見える○○といった新しいカテゴリーが登場し、着実にスーツのあり方を変えていきました。
かかとが踏めるからといって、そのまま取引先にはいけないでしょうが、会議の終わったあと、出張からの戻りといったとき、少しだけ気を緩めたい。そんなときに重宝する機能です。
進化したふせんの使い方
まず、コレふせん
https://www.sonip.net/product/1209
人間は習慣の生き物です。
平均で約3週間程度かかるとも言われています。
一方で一度習慣として身につけてしまえば、ある程度時間が経過してみると、思っていた以上の成果を手にすることができるのも習慣の力です。
この商品は、まさに習慣付けに特化したふせんです。
予めやることを付箋に書きこんでおき、専用の携帯ケースに入れ、それが完了した捨てるだけ。
一見、とてもシンプルでスマホでもできそうな気がしますが、「書き込む」「(できたら)捨てる」という動作、行動が習慣の定着に一役買っていることは明らかです。
(スマホのアプリでは、スマホを立ち上げる→アプリを立ち上げる→使うと少なくとも3つの動作が増える分、忘れてしまったり、面倒になったりする恐れが強くなります)
洗えないものを洗う
洗えるキーボード/エレコム株式会社
https://www.elecom.co.jp/products/TK-WS02DMKWH.html
キーボードって意外にも汚れています。
筆者も毎日キーボードを使いますが、改めて考えるとあまり綺麗ではないだろうなぁと。
気が付いたときに、エアダスターで配列の中のホコリやゴミを取る程度。
それ以上のことは考えたことがありませんでした。
IT機器が水に弱いのは周知の通りです。
システム周りに詳しくなくても、想像がつくでしょう。
キーボードもマウスもすべて電気信号で動いているからです。
水がかかれば一発で終わり。
そもそも「防水」のキーボードなるものも見たことがありません。
とはいえ、できることなら思いっきり綺麗にしてみたい。
そんな気持ちに見事に答えたのがこの商品です。
お寺も「シームレスの時代」
「築地本願寺カフェ Tsumugi」/築地本願寺
https://tsukijihongwanji.jp/enjoy/meal-stay/
お寺にカフェ。
まったく異なるベクトルの組み合わせです。
カフェのままだと「距離感」がありますが、一段抽象化して「食事」と捉え直すと、
「精進料理」のことが思い浮かびます。
メインブランドに組みするカフェ運営はいまやすっかり一般化し、さらにカフェそのものが人気になるケースも増えています。
「レクサスカフェ」
https://lexustokyo.jp/file/special/99101/126/hibiya/cafe/
併設するものだからといって手抜かりは一切ありません。
カフェのクオリティの高さが、間接的に本体のブランド向上に寄与しています。
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