困りごとの見つけ方【いまさら聞けない発想の超基本】
- 2024.03.17
- いまさら聞けない発想の超基本
アイデアを考えるとき、最初に決めるのが「どんな困りごとを解決するのか」です。(世の中に存在するすべての商品、サービスには必ず対象となる困りごとや悩みが存在しています)
問題は、どうやって見つけるか、です。
そもそも、人はどんなときに困ったり、不満を感じたりするのでしょうか?
あなたはどんなときですか?
例えば、朝会社に向かうとき、電車に遅れそうになった。
探しものが見つからない。
せっかく買った商品が、イメージと違う。
といったこと、あなたにも起きたことがありますよね。
あらためて「困ったこと」や「悩みごと」を確認すると、1つの共通点が見えてきませんか?
そう、すべて「何かをしているシーン」なのです。
会社に行こうとしているシーン。
必要になったものを探しているシーン。
商品を買おう(買った)としているシーン。
何もしていないときでもこうした気持ちは起こります。
例えば、寝不足。忙しくて昨晩はほとんど寝られなかった。
鏡を見ると、白髪が1本生えている。
足の裏に魚の目が出来て、歩くと痛い。
といった具合です。
これらに共通するのは「何らかの”状態”になったとき」。
こちらも心当たりありますよね。
もしかしたら、今現在がそうかもしれません。
困りごとが発生するのは2パターン
さて、以上を踏まえると、私たちが困ったり、不満を感じたりするときには2つのパターンに分類することができます。
1)行動・・・・会社に行く、商品を買うなど
2)状態・・・・体の変化、環境の変化など
もう少し例を追加してみましょう。
こうした困りごと、悩みこそがアイデアのタネです。
実際、これらのほとんどに対して、何らかの商品やサービスがありますよね。
つまり、困りごと、悩みの発見=チャンス!
次はどうやって解決するか(=商品やサービス)を考えるわけです。
困ったときにはすかさず音声メモ!
私たちは何かに困ったり、不満を感じたとき、「解消すること」を優先します。
とにかく、この状態から抜け出したいと。
当たり前ですね。
結果、たいていのことは、長くても数日、早ければその日のうちに解決してしまうため、何に困っていたのか、不満だったのか忘れてしまっています。
あとから思い出すのは簡単ではありません。
せっかくの「アイデアのタネ」です。
ストックしておきましょう。
オススメの方法は、「スマホの音声メモ」です。
紙やスマホに書くことに比べ、さっと終わらせることができます。
(手書きはオススメしません。あとでどこに書いたのかがわからなくなるためです)
面倒でなければ「文字変換機能」付きのアプリがベストです。
後で文字起こしをするのものちょっと手間ですから。
(AIで文字起こしするという手もありますが)
録音するポイントは、「状況」
困ったとき、不満に感じたとき、どんな状況だったのかを録音してください。
例えば、新しく買った商品を使っていて、
「えっ?! なんでこんなことになっているの?」
と頭をよぎったら、大チャンスです。
スマホを持って、
「◯◯を使っていたら、こんな風になっていてめちゃくちゃ腹が立った」
と吹き込む。
だれかに聞かせるものではありませんから、何と言おうと自由ですが、
可能であれば、5W1Hを意識して吹き込むのがベストです。
・When:いつ
・Where:どこで
・Who:だれが
・What:何を
・Why:なぜ
・How:どのように
とにかくストックしておく。
これが後々トンデモないお宝に変わるのです。
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