他業種のメインビジネスを利用するビジネスモデル
- 2017.08.23
他業種からの参入でもっとも厳しい方法が、その市場での収益をアテにしていないやり方です。 具体例をあげると、IYグループやイオンなどの銀行業があります。それぞれ、銀行の免許を取得し、セブン銀行とイオン銀行の運営を行なっていますが、従来からある銀行と違い、銀行業そのものの収益はそれほどではありません。あくまで、顧客サービスの延長として実施されています。
他業種からの参入でもっとも厳しい方法が、その市場での収益をアテにしていないやり方です。 具体例をあげると、IYグループやイオンなどの銀行業があります。それぞれ、銀行の免許を取得し、セブン銀行とイオン銀行の運営を行なっていますが、従来からある銀行と違い、銀行業そのものの収益はそれほどではありません。あくまで、顧客サービスの延長として実施されています。
個人間でのやりとりが当たり前となった今、先頭を走るメルカリが絶好調です。一方で、リサイクルの雄だったブックオフは、元気がありません。 いらなくなったものをやりとりする。この流れの中にもはや「中間機能」のポジションは厳しいのでしょうか?
100円。これほどわかりやすい価格はありませんよね。 ただわかりやすいだけではなく、この価格にはまだ2つの利点があります。これを活かしたビジネスモデルと共にご紹介しましょう。
最近、おしゃれなコインランドリーが流行っているのをご存知でしょうか? コインランドリーといえば、学生など独身男性が夜中に持っていく、という暗いイメージがありましたが、今登場しているものはまるで違います。
昨年、大問題になった「待機児童」。今だ、根本的な解決する様子もありません。 一方で、この社会的問題を大きなビジネスチャンスととらえ、急速に保育ビジネスへの参入が増加しています。 「普通」にやったのでは、保育ビジネスという人材集約系にありがちなコスト勝負へ進みがちです。 後発で行くなら、ぜひ、もうひと工夫加えましょう。 もちろん、「お金」ではなく、「知恵」で。 見事すぎる事例を1つご紹 […]
これまでやってきたビジネス基盤が使えなくなるー。残念ながら、おうおうにして起こります。 ・トランザクションが減り、余ったサーバー。 ・来店客数が減り、余剰となった売り場。 何もしなければ、その分維持コストがかかるだけです。こうした資産は一体どうすればいいのか。 実はあるのです。大掛かりな投資を必要とせず、「発想の転換」だけで見事な成果を上げている事例が。早速ご紹介しましょう。
就活は企業にとっても就活生にとっても、一大事です。ところが、入社しても思っていたのと違い、辞めてしまう人の比率は、なんと30%以上に登ります。 (平成27年度新規学卒者の離職状況:厚生労働省) 採用側からすれば、多大なコストかけても3分の1が辞めてしまう。 そういった行き違いをなくし、お互いにとって有益な採用方法はないものか。そうしたことを背景に誕生した新しいビジネスモデルがあります。
総務省統計局発表による65歳以上の高齢者の人口は、次のように右肩上がりです。9年後の2037年には日本人の3人に1人が65歳以上になるという予測です。 少子高齢化に歯止めがかからない以上、ビジネスにおいてはますます「シニア世代向け」が有効になります。そんな中で登場し、成果を挙げているビジネスモデルがあります。
空き家問題は、野村総研が昨年発表したレポートによると、2033年の総住宅数は約7,100万戸へと増大し、空き家数は約2,150万戸、空き家率は30.2%にいずれも上昇すると予測される大きな社会問題です。 人口が減少し、総世帯数が減り続ける中、さらに空き家が増え続けるという予想です。このまま増え続けるのかと思われている中、この問題に切り込んでいる見事なビジネスモデルがあります。
デフレが進む中、いままで外で済ませていたものを家で、というニーズがより強くなってきました。 わかりやすい例でいえば、外食→自炊。 そこへ目掛けて、見事な成果を出しているのが「冷凍食品」。特に、チャーハンはすごい注目を浴びていますね。 さて、できれば自宅で済ませたいのは飲食だけではありません。お葬式を自宅で行なう「自宅葬」なるサービスが登場してきました。
若者の車離れが叫ばれる中、駐車場オーナーの収益を高めるソリューションを提供した見事なビジネスモデルの事例をご紹介しましょう。
マッチングビジネスが花盛りです。 王道は、もちろん人と人。 <専門家>と<専門家をさがしている人>を結びつけるビジネスモデルや、就活生と企業担当者を結びつけるものなどです。 同じ人どうしで、少し変わったところでは、集客ルートを提供するビジネスモデルご紹介している消費者と生産者などもあります。 人以外では、空きスペースや会議室など不動産系などがありますが、ご紹介するのはまた別 […]
もはや当たり前になりつつある「1人カラオケ」。 一般社団法人 全国カラオケ事業者協会によると、カラオケ市場は約6,000億円。年々縮小している中で、1人カラオケは広がっています。 さて、1人カラオケは終始1人ですが、同じように1人で行って、新しい「つながり」を生み出す仕組みがあります。
「これはこういうものだ。」 私たちは多かれ少なかれそうした「先入観」や「固定観念」、そして常識や慣習にとらわれています。 実は、この常識や慣習を打ち破ることこそ、新たなビジネスモデルを作る絶好のチャンスなのです。 そんな簡単に思いつかないと諦めないで下さい。 成熟している業界で見事に常識を破ったビジネスモデルをご紹介しましょう。
100円ショップが好調です。 デフレを追い風に、今年に入り、積極的な店舗展開が進んでいます。 100円ショップが登場してかなり年月が立ちますが、なぜこれだけ評価されているのでしょう? 実は、安いからだけではありません。 すべての商品がどれでも100円。だから安心して買うことができる。これがもう一つの理由です。 この方法を他業界に転用して成果を出し始めている事例があります。
ビジネスは大きいほうが良いと考えがちですが、実はそうとも限りません。顧客ニーズが多様化しすぎ、すべてをカバーできない今、広げるよるも絞り込むほうが確実なのです。 例えば、飲食店の世界では、一昔前であれば、総花的な居酒屋やファミレスが活況でした。分厚いメニューがあって、和洋中なんでもあるみたいな。しかし、今そうした総合的なスタイルは厳しい状況に陥っています。 そうした中で出てきたのが、サイズを小さく […]
専門家と結び付けるマッチングサービスが増えています。 このサービスには、少し弱点があります。 それは、品質が安定しないこと。 マッチした専門家によって、クオリティは当然異なります。 結び付けることを目的としているので、これはこれで良いのですが、利用する側としては、毎回確かな結果が欲しいところです。 そんな課題をクリアしている事例があります。
TVCMでよく見かける「ラクスル」をご存知ですか? 24時間対応で、名刺やチラシを格安で印刷してくれるサービスです。 名刺100枚500円、A4チラシが1枚1.1円からとトンデモない安さです。 「ラクスル」 https://raksul.com/ なぜこんなことが実現できるのか。 それは、全国にある印刷工場の「非稼働時間」を有効活用しているからです。つまり、印刷機を使っていない時間を […]
どのような付加価値を提供するか。 これがビジネスのキモであることはいうまでもありません。 その中で、最も今求められているのが、「集客」でしょう。 (今に始まったことではありませんね、すみません) 集客できる機能を提供する。 自力で顧客を集めるという視点も良いですが、後ろに下がって企業向けにこの付加価値を提供して見事な成果を挙げている事例があります。
ビジネス形態には、知識集約、労働集約、資本集約の3つがあります。 知識集約は、コンサルタントのような知識を集めて成り立つもの。労働集約はITや建設、飲食店などのように一定の人を集めることで成立。資本集約は、公共施設、電気ガス水道のように、予め設備に資本を落としてそれを回すことで成り立つもの。一般的な製造業もこれにあてはまります。 ご紹介する事例は、この集約形態をチェンジした事例です。 資本集約であ […]
既存のビジネスを見直す新しい視点をご紹介しましょう。 それは、いまある商品を「人」に見立てること。 つまり、「擬人化」です。 擬人化とは、人間以外のものを人間と見立て、人間のような役割を与える喩えのことです。この視点で見事な成果を出している事例をご紹介しましょう。
情報が増えたことで、最も困るのが、あれもこれもと探す必要があること。あなたもきっと経験があると思います。 お客さん自身も同じ。 結構いいなぁと思ってそのWEBサイトを見ていても、肝心な情報が足りない。裏を返すと、その情報についてすべてが網羅されていると、これ以上有り難いことはありませんよね。 つまり、「ワンストップ」で済ませられる。 この観点で見事な成果を挙げている事例があります。
日本人の貯金額はなんと40兆円を超えました。日銀がもはや手詰まりと言い出すほど、お金が回っていない。とにかく、みんなお金を使わない。 こんな最中でどうやって財布のヒモを開いてもらえばいいのか。 そんな解決策が果たしてあるのか。 あります。
情報が多すぎて、どれを選べばよいかわからない。 スマホやパソコンなどの家電品、アプリやゲーム、本や雑誌などから日用品までトンデモないほど種類があります。 人間は選択肢が多すぎると、選べないことで「選ぶこと」そのものを諦めてしまう傾向があります。商品やサービスを提供する側としては、良かれと思ってたくさん出すわけですが、結果的に裏目になってしまっています。 例えば本。 年間で8万点もの新 […]
カテゴリーや分野を絞るのは、ビジネスモデルを考える上で王道の1つです。が、その反対のやり方も存在します。それがカテゴリーを横断してしまうこと。 関連する分野すべてを対象にしてしまうのです。 もちろん、範囲が広がる分リスクも高くなりますが、そこはビジネスの内容次第です。事例とともに、この公式を使って考えられる例をご紹介していきましょう。
ビジネスを始めるにあたっては、どのカテゴリーを選ぶか。 本当に重要です。市場が小さすぎたり、いわゆる一時的な流行りものを選んだりすると、後々大変です。 鉄板と呼ばれるものには、「衣食住」のほかに「男女」があります。誤解のないように先に言っておきますと、婚活や出会い、合コンなどのことです。いつの時代も間違いなく一定以上の需要があります。 このネタへ新しい技術を持ち込んで成果を上げている […]
ファッション業界では大きな再編が進んでいます。最大の原因は「ECサイト」の拡大。一昔前まで、WEBサイトで服を買うことはあまり馴染んでいませんでした。スマホが普及したことでより買いやすさが増し、百貨店やショッピングモールがかなり厳しい状況に立たされることに繋がったのです。 こんな話を聞くと、「そうか。ファッション業界はビジネスの対象にならないな。ECサイトを今から立ち上げても遅いだろ […]
誰もが忙しい時代です。ゆっくりと何かに時間を割くことも難しい。 例えば、読書。 本を読むためにはとにかく時間がかかります。速読術なるものもありますが、それを身につけるために時間もお金もかかるため、微妙な選択でしょう。 それよりも、もっと端的に読書をすることはできないか。 そうしたニーズに答え、生み出されたビジネスモデルがあります。
ビジネスモデルの発想方法の1つに、「場所を変える」があります。戦う場所、つまり「市場」を変える意味もありますが、もう1つ商品やサービスの利用価値を変える意味もあります。 ご紹介するのは、まさに日々の暮らしをする自分の部屋を「畑」に変えてしまうというビジネスモデル。 どういうことだと思われたでしょう。 事例と合わせて、この方式を応用した例もご紹介していきましょう。
いまや人工知能が、「大喜利」をする時代。 囲碁の世界チャンピオンが破れ、将棋がそうなるのも時間の問題と言われるほど。いつかターミネーターが出来るんじゃないかと正直、脅威に感じるものがあります。しかし、こうした最新技術は恐れるより、利用した方が賢明です。 そんな中で、人工知能と並び、利用シーンが広がり続けている「ロボット」をつかった面白いビジネスが出てきました。事例を交えながら、他のビ […]
先日、auがショップ内に飲食コーナーを儲ける話が出ていました。携帯ショップの中に、飲食コーナー。 なぜ、こんなことをするのでしょうか?
新しいビジネスを考えるとき、常識が邪魔をしてつい「同じ流れ」で考えてしまいます。 例えば、カフェビジネスなら、一般的なカフェのスタイルを参考にする、といったことです。 もちろん、既存ビジネスのスタイルを【分割】や【統合】するなどアレンジを加えて成功しているケースもたくさんあります。 しかし、絶対的な差別化を構築し【脱・価格競争】を実現するのであれば、もう一歩踏み込んで、流れそのものを […]
デフレ時代に逆戻りと言われています。 お金だけではありません。今や「時間」もデフレの時代です。 いわゆる「時短」です。 消費者に何か1つのことをじっくりとやってもらうことが難しくなりました。 こんな状況下でぜひ考えたいビジネスモデルが、「ながら」モデルです。「〜をしながら、そのついでに何かをやってもらう」スタイルです。
デフレが進み、ますます景気が厳しくなる中、ビジネスの環境が大きく変化しています。そんな中、ぜひ目をつけて頂きたい一つが労働環境です。 労働環境が変わると、人々の生活スタイルや行動パターンが変わります。そこに「ビジネスチャンス」があるのです。 こうした変化に対して、見事なモデルで切り込んでいる事例をご紹介しましょう。
すっかり、デフレに戻りました。 牛丼チェーンが低価格商品を復活させ、100円チェーンが出店スピードをUP。デフレはデフレに合わせた経済が活発に動きます。 こうした時勢の中、相変わらず人の確保が大変です。 時給はすっかり高止まりですが、少子高齢化に歯止めがかからない以上、発想を変えていかにして人を雇わないか、を考えるときです。
新規ビジネスを始めたいが、できるかぎりコストを掛けたくない。 そんなときは、ぜひ「第三者の力」を借りるビジネスモデルを 検討してみてください。 ※「他力本願」は、本来他者ではなく、「仏の力」のことをいい、 自分中心ではなく、仏様に「任せて」生きていく意味です。
とにかく難しく考えるのはナシです。 成功しているビジネス、ビジネスモデルに共通するのは「誰にでも思いつきそうな」こと。 そのうちの1つが「手間を省く」。 ようは、わかりやすく、使いやすくすること。 これだけで「新しいビジネスモデル」に生まれ変わります。 見事な事例をご紹介しましょう。
先日、auがショップ内に飲食コーナーを儲ける話が出ていました。携帯ショップの中に、飲食コーナー。 なぜ、こんなことをするのでしょうか?
新しいビジネスモデルを考えるとき、既存ビジネスのアレンジがもっとも一般的ですが、「ビジネス化が不十分な業務」を狙うという視点もアリです。 実は見事な展開をしている企業があります。
ビジネスモデルはどこかから「模倣」することに尽きます。 「それはわかるけど、どこを模倣すればいいのかが、見つけられない」 簡単です。
ビジネスモデルは、次の6つの要素のどれか、もしくはいくつかをアレンジすれば簡単に新しいものが出来ます。 顧客 商品・サービス 価格 時間 場所 プロセス この中で、意外と事例が少ないのが「時間」です。 時間を活かしたビジネスモデルと言えば、「コンビニエンスストア」がすぐ思いつきますが、もちろんこれだけではありません。 おっ、そこに使うか。と思うような事例があります。 早速ご紹介しまし […]
世の中すっかり、デフレ基調です。 日本だけではなく、中国や欧州を中心に世界中がデフレだと言われています。 こうしたとき、一番厳しい状況に置かれるのが金額の高い商品。 もちろん、例外的にフェラーリなど高いブランド力を誇る商品では、デフレ不況などどこ吹く風と好調なものもあります。 しかし、多くの場合、そうは問屋が下ろしてくれません。 金額が高いというだけで敬遠されてしまいます。 とにかく […]
新しいビジネスモデルを考えるとき、他から「パクる」ことが大切ですが、何もかも同じレベルで考えては意味がありません。 例えば、マッチングサービス。 クラウドで活発ですが、ここからパクって他に何かできないかと考えるとき、同じ「クラウド」でシバリを入れては良いビジネスモデルは生まれません。 あくまで提供したいのは、マッチング。 つい、インターネットで考えがちですが、これを逆転させ見事に成功 […]
なかなかいいビジネスが思いつかない。 そんなときは、成功済のビジネスモデルを「分解」してみましょう。 分解?どうやってすればいいんだ? この記事では、サンプルとして人材系ビジネスで分解してみたいと思います。きっとあなたのビジネスでも応用が効くはずです。
他社との差別化をどうすればいいのか。 これほど情報が溢れる今、「差別化」はそう簡単ではありません。 何かいい方法はないのでしょうか? 実は使い古されていますが、いまだに一定の効果を持つ差別化戦略があります。